ロシア、ステルス無人戦闘機「オホートニク」の動画公開 20分の初飛行
◆実績あるドローンと類似
ロシアはこれまで、小型のドローンしか展開していない。重量級ドローンの採用はロシア軍にとって大きな前進となるだろう、とWeb誌『ヴァイス・ニュース』(8月8日)は見ている。オホートニクの特徴的な外観は、既存の高性能の全翼機を想起させる。同誌は、「アメリカのB-2爆撃機と不自然なほど似ている」と述べ、両者の類似性を指摘している。ちなみにB-2は有人の爆撃機だ。
無人機としては、ロッキード・マーティン社製のRQ-170センチネルが比較対象となるだろう。同誌によると、RQ-170センチネルは2007年にアフガニスタンに配備され、その後2011年のビン・ラディン暗殺では、観測機としての役割を果たした。
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