エリザベス女王も困惑……訪英のトランプ氏が見せた数々の奇行
◆ロイヤルファミリー会いたさに子供たちと伴侶も同行
トランプ氏が英国への公式訪問に、成人した自分の子供(20~40代)4人全員と、うち2人の伴侶を連れてきたことに驚いた人々も多かったはずだ。
とくに、イヴァンカ氏以外の米政治にまったく関連がない子供たちとその伴侶を同行することで、米国民の支払った税金を無駄遣いする結果となったのは明白である。他国への訪問には同行せず、英ロイヤルファミリー訪問時のみトランプ大統領に同行したというのは、まさにステータスを重んじるトランプ一家らしい行動と言えるだろう。
◆エリザベス女王の前を歩き、スピーチ中に居眠り?
トランプ氏はエリザベス女王との時間を楽しんだようだが、浮かれすぎたのか、その「奇行」の数々が目立った。ニュースサイト『NowThis』はツイッターに、トランプ氏がエリザベス女王の横や前をうろうろと歩く様子の動画を投稿。動画にはエリザベス女王がトランプ氏をどう扱うべきか、困惑している姿が映っている。
一方、英紙エクスプレス(電子版)は、3日の晩餐会でエリザベス女王がスピーチを行っている間、トランプ大統領が眠気に勝てず、居眠りしかけているらしい様子を映した動画を公開。長旅で疲れがたまっていたらしいトランプ氏だが、英国人からすればもちろんこれも女王に対する無礼、そして世界一の大国の首脳として相応しくない行動と見られたことだろう。
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