ゴーヤの苦味はどう処理する? ミツカンが紹介する下処理方法が「勉強になった」
春夏に旬になる野菜といえば、緑色の野菜たち。これらの野菜は苦味を持つことが多く、下処理したつもりでも、苦味が残っているなんてこともあるでしょう。
食品メーカーのミツカンがオクラ、ゴーヤ、きゅうり、ピーマンの下処理の方法をInstagramで公開しました。
ミツカンが紹介した野菜の下処理方法
・オクラの下処理方法
オクラの産毛取りには、「塩もみ」と「ネットに入れたまま縦にもむ」の2種類の方法があります。
ネットに入れたままの場合は、塩がなくても大丈夫です。
へたを切り落とし、がくは回すように削りましょう。
へたとがくには固く筋があるため、取り除くことで口当たりがまろやかになります。
特にオクラを丸ごと食べたい場合は、へたとがくを取ることがおすすめです。
オクラの茹で方は、熱湯に30秒茹でるだけ。水にさらさずにあげると、甘味とうまみがアップします。
生食のままでも食べれますが、茹でると青臭さが抜け、粘りが出やすいです。
・ゴーヤの下処理方法
ゴーヤの苦味は、塩もみで取り除きましょう。
水2カップに小さじ2の塩を入れた容器に、ゴーヤを入れ、脱水させると苦味が抜けます。
・きゅうりの下処理方法
塩をかけて板ずりすることで、皮がやわらかくなり、口当たり、味なじみがあがります。
きゅうりに含まれている苦味成分「ギ酸」は、板ずりで解消できるとのこと。
夏には食べたいきゅうりを使った一品といえば「たたききゅうり」。
おいしく作るポイントは、へらで押してひびを入れ5cmほどに切り、水っぽい種は取り除くことです。
また苦みの原因になる皮は、ピーラーなどでしま模様のように剥くことで、味がなじみやすくなります。
・ピーマンの下処理方法
繊維を断つように切り、水に10分さらします。
水にさらすことで苦味が流れ出るそうです。
ピーマンを切るときに面倒なのが種が散らかってしまうこと。
ヘタの反対側から切り目を入れて、半分に割いてから種を取り除くと散らかりません。
きちんとした下処理を行えば、その野菜が持つおいしさを存分に味わえます。
この方法を参考にして、旬の野菜を使った料理を楽しみたいですね。