スマホを盗まれた男性 取り返すだけでなく犯人のものもゲット

画像はイメージ(Flicker/ Kanesue

携帯を追跡できる機能が、本領発揮したという出来事です。

アメリカ・ラスベガスでiPhoneを盗まれた男性が犯人を突きとめ、犯人の携帯も奪ったとTikTokで明かしました。

iPhoneを奪われた男性、犯人から取り返すことに成功

@jeremyb.hair

Story time in VEGAS

♬ original sound – JeremyBHair

iPhoneを盗まれたのは、ジェレミーさんという男性。

ラスベガスに到着したジェレミーさんは、着いて早々iPhoneを盗まれてしまいました。

iPhoneを探すアプリ「Find My iPhone」で追跡したところ、一日中ジェレミーさんが滞在していたホテルの中にあることが判明。

しかし人が多すぎて、特定するのは困難を極めました。

しばらくすると現在地が変わり、道路を挟んだ向かいに位置情報が示されたそうです。

ジェレミーさんのiPhoneを盗んだ犯人は、アカウントをハッキングしただけでなく、電話番号やEメールなども変更していました。

さらに、銀行口座やクレジットカードを使いPayPalでの支払いやUber Eatsの注文なども行っていたのです。

ジェレミーさんはiPhoneの位置情報を元に、すぐさまその場所に向かいました。

向かいにあるカジノ付近で位置が固定されたため、ジェレミーさんは犯人がそこにいると確信。

正面玄関には、怪しげな2人の男がいました。

ジェレミーさんは位置情報から犯人だと直感で確信したため、「携帯を返せ」といきなり声をかけました。

男は、「あなたの携帯はもってません」と繰り返し否定。

ジェレミーさんは男に、「携帯返せ、金を盗んだだろ。アカウントもブロックしたじゃないか」と叫んだといいます。

ホテルの中で大声をあげたため、ジェレミーさんと男は警備員に追い出されました。

外に出たジェレミーさんは、男のカバンをひっくり返させ中身を全部出すよう要求。

すると男は突然逃げ出したため、警察に通報しながら追いかけますが、結局途中で追跡をやめました。

ジェイミーさんは、新しいiPhoneを既に持っていたため盗まれた方は必要ありませんでしたが、位置情報を追って探すと、道の真ん中に落ちていたのです。

ジェレミーさんは、男に近寄った時、男が持っていた携帯をひったくりました。

その携帯こそが、ジェレミーさんのものだと思い込んでいたからです。

ところが自分のiPhoneが見つかり、取ったのが犯人の携帯だったと気が付いたジェレミーさん。

「ゴミ箱行きだ」と話し、仕返しだと言わんばかりでした。

犯人が凶器をもった悪党でなくて良かったですね。

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Text by 本間才子