警察官の車が爆発 車内にあった「身に覚えのないもの」

画像はイメージ(Flicker/ Allison

車を家族などと一緒に使っている場合、車内に何を積んでいるのか知っておいた方がいいかもしれません。

アルゼンチン・サルタ州のオランで2024年2月7日の午後11時半頃、ガソリンスタンドで給油をしていた1台の車が突然、爆発しました。

爆発した警察官の車の中から麻薬 海外の衝撃的な出来事

 Buenos Aires Heraldによると、車を運転していたのはサルタ警察署に勤めるソフィア・チャパロさんという女性警察官。

ほかに3人の子供も乗っていたそうです。

警察が爆発の原因を調べようと車を捜査したところ、車内から20kgものコカインなどの麻薬が詰まれていたことが発覚しました。

当時、彼女と子供たちは車から降りており、13歳の息子が目に軽傷を負いましたが、ほかにケガ人はいませんでした。

警察は車に入っていた麻薬と、5個の携帯電話を押収。

この事件を受け、ソフィアさんは麻薬を輸送した罪で起訴されていますが、彼女が単独で行動したのか麻薬組織の一員であったのかなどを中心に、爆発の原因も含め現在も捜査が行われています。

もし罪が認められた場合、最大で懲役6年から20年の有罪判決が下される可能性があるということです。

警察の取り調べに対し、ソフィアさんは「車は元夫と共同で所有しており、車内に麻薬があることを知らなかった」と答えているそうです。

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Text by 春野 なつ