アメリカに暮らす娘が日本に帰国 日米の学校の違いに「想定外に重い回答」

画像はイメージ(Flicker/ Nao Iizuka

アメリカ在住の日本人、山口慶明(@girlmeetsNG)さんがX(旧:Twitter)で、日本とアメリカの小学校の違いについて明かしました。

日本に帰国した娘が感じた日米の学校の違い

山口さんには、小学6年生になる娘さんがいます。

山口さんは、娘さんが日本に帰国した際に「日本とアメリカの小学校にはどんな違いがある?」と何気なく尋ねました。

娘さんは、「今日、震災訓練があってね、アメリカの小学校では銃乱射に備えて机でドアにバリケード作る訓練をしたけど、日本の小学校では地震に備えて机の下に隠れる訓練をするんだね」と返答。

山口さんは軽い気持ちで質問したそうですが、小学校と言えども危機感せまる訓練の内容に衝撃を受けたと振り返っています。

投稿では、「想定外に重い回答だった」 とコメントしました。

NewSphereは山口さんに、娘さんが日米の学校生活で異なると感じた点についてお伺いしました。

娘さんによると、日本の小学生が徒歩で家から登校するのに対し、アメリカではスクールバスを利用するのが普通だということ。

アメリカでは、徒歩で通学するのは危険だという認識からだそうです。

また、小学生が携わる作業にも違いがありました。

日本の場合、給食は生徒が用意をし、生徒自ら掃除を行いますが、アメリカにそうした活動はないといいます。

さらに日本の小学生は、先生の話を聞く時には整列しますが、アメリカでは異なるため生徒の授業態度にも大きな違いがあったようです。

国や文化が違えば、教育方針や対策も異なるということがよくわかりますね。

Text by 本間才子