日本で目にする外国人らしき人たちに英語の挨拶やメニューは必要か?

画像はイメージ(Flicker/ Leng Cheng

日本で外国人に見える方に接客する際、「ハロー」「サンキュー」といった英語での挨拶や「英語メニュー」は必要なのかを調査した結果が発表されました。

外国人に見える人たちに英語の挨拶やメニューは必要?

調査を実施したのは、Polimill株式会社。

アンケートの結果、英語の挨拶やメニューが「必要だと思う」と答えたのは44.2%という結果でした。

英連邦自治領セイロンで生まれで、羽衣国際大学現代社会学部教授の「にしゃんた」氏はこう分析しています。

挨拶については、「こちらから相手にコミュニケーションを取る最初の手段として必要かなと思います。相手が日本語を話せる話せないは置いといて、まずはコミュニケーションのひとつとしてこちらから歩み寄ることが大切」とコメント。

一方、英語の挨拶やメニューが「必要ないと思う」は41.9%という結果に。

にしゃんた氏はこれについても「外国人=英語で話す、は不快に感じる人もいると思います」と見解を示しています。

「その他」は4.7%、「わからない」は9.3%という結果でした。

外国人に見えても、必ずしも英語が伝わるわけではないため注意が必要です。

Text by 川崎 謙三郎