娘の絵に「男性の性器がある」 不適切と判断した学校に母親が激怒

画像はイメージ(Flicker/ Ken Ratcliff

教師の手腕が問われると言えるのではないでしょうか。

【動画】学校が「男性の性器」と判断した娘の絵

11歳の娘が描いた豚の絵に、「不適切な物が描かれている」として学校から電話があったことを、母親がTikTokで明かしました。

学校が娘の絵を「男性の性器」と判断

11歳の娘を持つシエラさんは、娘が「不適切な絵を描いた」として学校から電話がかかってきたといいます。

ある男子児童が、娘が描いた豚に男子の急所が描かれていると指摘したことが原因で大騒ぎになったというのです。

教師が絵の意図を尋ねると娘は、「これは蝶ネクタイです」と説明したそうですが絵は没収され、教頭に渡すつもりだと伝えられました。

シエラさんは翌週、真相を確かめるべく娘を学校に送った後、教師と面談。

会議室で娘の描いた豚の絵を見たシエラさんは、「ただの蝶ネクタイじゃあないか」と思い、怒りで机を叩いたといいます。

絵には、直立した豚の首から長い棒と左右に蝶に見立てた円が描かれていました。

教師がこの絵を校長に見せたところ、「報告書を書くよう指示された」とのこと。

その報告を受けたシエラさんは、直接校長と話がしたいと申し出ました。

シエラさんは、対面した校長に対し「蝶ネクタイでしょ?蝶ネクタイですよね」と強調。

娘の画力ではなく、からかった男子生徒の問題であると指摘しました。

それでもなお、校長は「報告書には残さないが今後のお子さんへの対策のために、絵を保管しておく」と告げたといいます。

シエラさんは、「娘はこれまで女子や男子のその部分について話したり、描いたりしたこともないため困惑してしまう」と話しました。

また、「こんな大げさにする必要はなかった。教師がその場で対処すべき出来事だった」と不満をあらわにしています。

教師には、子供たちの創造力を活かすように指導してもらいたいものですね。

Text by 本間才子