保護施設に預けられていた犬 カメラに映った器用な行動
保護施設に預けられていた犬が、犬舎から抜け出した様子をセキュリティカメラが捉えました。
動物保護施設の犬が器用に脱走
アメリカ・アリゾナ州にある動物保護施設ロスト・アワー・ホーム・ペットレスキューがTikTokに投稿した動画には、1匹のハスキー犬の姿が映っています。
犬はドアの開いた犬舎から出ると、他の犬がいる犬舎へ。前足や口を使ってドアを開けようと必死です。
何度か試みますが、どうやら仲間の脱走は手伝えなかった様子。
するとハスキー犬は器用にドアを開けて部屋の外へ出て行ってしまいました。
別の部屋では、ドッグフードをばらまいたり、水の入った容器を倒したりとやりたい放題です。
そこに警官が様子を確認するためやってきました。セキュリティのアラームが作動したようです。まさに犯行現場に駆け付けたといったところでしょう。
しかし警官を出迎えるハスキー犬は、尻尾を振りながら、とても嬉しそうです。
警官は犬が外へ出ないよう、慎重にドアを閉めると、犬を別部屋の犬舎へと戻します。
さらに警官は床に散らばったドッグフードの掃除や、犬の様子の確認を行い、その場をあとにしました。
同施設によると、このハスキー犬の名前は「キング」だそうです。
この投稿を見た人は「ハスキー犬は脱走が上手だから」「きっとパーティをしたかったのだろう」とコメント。
また駆け付けた警官の対応を賞賛する声もありました。
さらに「犬を引き取りたい」と手をあげる人もいましたが、同施設によると、キングにはすでに新しい家族が見つかったとのこと。
「脱走の王様」と呼ばれないよう、新しい家族と幸せに暮らしてほしいですね。