スーパーで精算前の商品を子供に食べさせた母親 店員の態度に激怒

画像はイメージ(Flicker/ Lenny DiFranza

子供を思う気持ちを考えると、難しい問題なのかもしれません。

【動画】スーパーで起きた一悶着を語る母親

息子が精算前のヨーグルトを食べて、レジ係の店員に怪訝な態度をとられたと女性がTikTokで明かしました。

精算前、子供にヨーグルトを食べさせた親が店員に激怒

サマンサさんという女性は、イギリスのスーパー「Tesco(テスコ)」で、レジ係の店員と一悶着あったといいます。

ある日彼女は息子のジャック君を連れて、テスコに買い物に出かけました。

ジャック君は当時、食欲がなく1週間まともに食事をしていなかったとのこと。

サマンサさんは、息子のためにお菓子を持って出かけていましたが、ジャック君は興味を示しませんでした。

買い物をして回っていると、ジャック君は食べたくなったヨーグルトを発見。

何も欲しがらなかったジャック君に、何かを食べてもらいたいと思ったサマンサさんはその場で食べさせることにしました。

精算の際、サマンサさんは他の品物と区別するようにカゴに置き、「2つ食べてしまったのですが、これが商品です」といってヨーグルトをスキャンしてもらおうとしました。

するとレジ係の店員は、うんざりした表情で読み取った後、何も言わずにヨーグルトの入れ物をゴミ箱に捨てたとのこと。

サマンサさんは一瞬イラっとしましたが、「食べてしまってごめんなさい。まだ終わってないんです。スキャンをしてもらおうと思って」と説明。

レジ係は舌打ちをして、ゴミ箱から取り出すと、他の商品の精算を続けたといいます。

店員は、不機嫌な態度で精算作業を続けたため、サマンサさんは納得してもらおうと説明を続けていました。

やっとのことで口を開いたと思いきや、「子供に店の中で食べさせるのは良くないでしょ」と言ってきたのです。

その言葉にサマンサさんは、今まで無視し続けてきた店員に激怒。

「私の息子に意見するのはあなたの仕事じゃないよね。あの子は1週間食事ができていないんですよ」と強い口調で反論し、イライラのあまり涙が出てきたんだそうです。

最終的に事情を知らなかったレジの店員は、サマンサさんに謝罪しました。

それでもサマンサさんは、「客に丁寧に接するのは店員の仕事であり、また客の子供の事情に口を突っ込むべきではないと指摘しており、今でも怒りが収まらない」と話しました。

Text by 本間才子