空港で嵐が発生 駐機していた飛行機が回転し階段に激突

画像はイメージ(Flicker/ MIKI Yoshihito

どんなにテクノロジーが発展しても、自然の威力には敵わないようです。

【動画】飛行機が回転し階段に激突

2023年12月17日、アルゼンチンの空港で激しい嵐が襲うなか、駐機中の飛行機が暴風によって回転する映像がInstagramで公開されています。

飛行機が嵐で回転、階段に激突

映っているのは、ブエノスアイレスにあるホルヘ・ニューベリー空港に駐機していたボーイング737の飛行機。

同機種は燃料がない状態でも、重量は約66,000kgもあると言われています。

ところがそんな重い飛行機でも暴風にあおられ回転し、タラップ(階段)も巻き込んでしまいました。

ほかにもタラップが遠くから吹き飛ばされ空港に突っ込む様子や、飛行機の翼がボーディングブリッジにぶつかり破損している光景も映っています。

またNDTVによると、国内ではこの嵐によって、破損した物や折れた木の下敷きになるなどして、14人の死者がでたそうです。

最大風速は約150km/hにものぼり、ほかにもスポーツ施設の屋根が吹き飛ばされるといった被害が報告されています。

ホルヘ・ニューベリー空港での被害だけでも、相当なものだったでしょう。

SNSのコメント欄には、「怖すぎる」「離着陸の予定が狂ってしまうね」「飛行機が数機使えないだけで、かなりのダメージなのでは」といった声が寄せられています。

Text by 春野 なつ