「知らない子供に話しかけるのはやめてほしい」 団塊の世代を嫌う母親

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女性TikTokユーザーが、団塊の世代に向けて語ったメッセージに9,000以上のコメントが寄せられるなど話題となっています。

【動画】ミレニアル世代から団塊の世代へのメッセージ

団塊の世代を嫌うミレニアル世代の母親

Kay & Zeeというアカウント名で投稿している女性は、「ミレニアル世代(1980年代前半から1990年代半ば生まれ)」だといいます。

彼女は、戦後のベビーブームに生まれたいわゆる「団塊の世代」に対し、「知らない子供たちと話すのをやめてほしい」と懇願しました。

買い物中、彼女の2歳の娘さんに団塊世代の人が近づいてきて、「きれいだね」と話しかけてきたことがあったとのこと。

知らない人と話さない性格の娘さんは反応しませんでした。

ところがその後も「団塊の世代」の人は、娘さんの外見について「自分はかわいいと思わないの?」などと聞いてきたそうです。

女性は「ミレニアル世代とZ世代の親たちは、団塊の世代が植え付けた自己嫌悪の有害なサイクルを断ち切るために懸命に努力している」と、考え方の違いを指摘しました。

ほかにも、別の「団塊の世代」の人が娘の容姿について「完璧なオリーブ色の肌」などと言ってきたことのほか、娘の父親の出身地の話まで無神経に聞いてきたこともあったと明かしています。

世代間の考えの違いに、SNSではさまざまな意見が寄せられました。

「私の7歳の息子は言葉の遅れがあり、『トリック・オア・トリート』を言うことができません。 ハロウィーンの日、何人かの団塊の世代が、それを要求してきたのを見ました」
「団塊の世代にとっては大変なことですが、彼らが若かった頃、世界はそれほど個人主義的ではなかったので、人々と話すことが普通だと考えられていました」
「食料品店で働いていますが、顔にピアスをしているため、団塊の世代に外見について侮辱されます」

容姿の話ばかりするのは、現代にはそぐわないようです。

Text by 川崎 謙三郎