観光客と写真を撮ってくれたディズニーの着ぐるみ 執拗にお金を要求し「ないなら削除して」
ニューヨークの路上で写真撮影に応じてくれた着ぐるみから、お金を求められる出来事がSNSで拡散されています。
タイムズスクエアでチップを要求してくる着ぐるみ達
アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアには、キャラクターの着ぐるみを着ているパフォーマーがたくさんいます。
彼らは、観光客に「写真を一緒に撮ろう」と近付き、撮った後にチップを要求してくるのです。
コンテンツクリエーターで、韓国映画「イカゲーム」の続編に出演したというフスナインさんが、タイムズスクエアに訪れた時の様子を撮影しました。
その動画には、「タイムズスクエアで最大の詐欺発見」という表題がついています。
自撮り写真を撮るようにスマホを向けるフスナインさんの後ろに、ディズニーキャラクターの着ぐるみが何人も映りこんでいます。
フスナインさんが「ありがとう」と感謝を述べると、彼らは「お金」と言いました。
立ち去ろうとしたフスナインさんに対し、着ぐるみ達は「ノーノー」と引き下がりません。
彼が「お金を持っていない」というと、着ぐるみ達は「じゃ写真を削除して」と要求。
それでも振り切ってフスナインさんが歩き出すと、彼らは追ってきました。
「みんな、詐欺に引っかからないで」「ミッキーが追いかけてくる」と言うフスナインさん。
着ぐるみの1人が「ケチ」というようなポーズをとったため、フスナインさんは「ディズニーらしくないよね」ともコメントしています。
フスナインさんが、「みんな、払う必要ないんだよ。立ち去ればいい。警告だよ」と話していると、緑色の怪獣グリンチに扮した着ぐるみが威かくした態度をとりました。
するとグループの1人がフスナインさんに、「お金がないんだったら家にいるべきでしょ」と非難。
フスナインさんは、「お金がないんだったらあんたが帰れば」と言い返しました。
その後ミッキーやミニーの着ぐるみが参加して動画に映りましたが、最後までフスナインさんがお金を払うことはありませんでした。
着ぐるみを着ることは許可されているものの、タイムズスクエアで観光客からお金を要求する行為は、法律で禁止されています。
過去には、観光客と着ぐるみ達の間で金銭の要求を巡ってトラブルも起きている様子。
引っかからないよう、注意したいですね。