無賃乗車の方法を豪語していた女性に、未払金99万円と罰金14万円
映画でよくありそうな無銭乗車のシーン。善良な市民は決して真似をしないでください。
TikTokで無銭乗車の方法を投稿していた女性が、罰金刑を課されたことが明らかになりました。
EMRで無銭乗車を繰り返した女性に罰金
イギリスのイーストミッドランド鉄道(EMR)は、無銭乗車の方法をSNSで紹介していた女性が、EMRと英国運輸警察の捜査によって逮捕されたと公式X(旧・ツイッター)で報告しました。
女性が投稿したとされる動画ではまず、「電車に乗る際は一番近い駅の切符を買い、トイレの近くに座るように」と説明しています。
そして、10分くらいでチケット係りが来たら、「携帯が壊れた」といって時間稼ぎをするのだと指示しました。
そうするとたいていは、戻ってこなかったり、忘れたりするのだと女性がいいます。
万が一戻ってきたら、トイレに隠れたらよいとアドバイス。
また女性は、運賃を節約する方法がもう一つあると言いました。
それは、一駅分のチケットを買って、尋ねられたら「乗り過ごしてしまって払うお金がない」と答えるやり方。
女性は動画で、「賢く立ち回る方法はあるので運賃の支払をしないように」と強く推奨していました。
EMRによれば、監視カメラなどの履歴から容疑者の捜索が行われ、改札を通ったところで女性は警察に呼び止められました。
そして、運賃の未払い金額約99万円を請求された上に、鉄道規制法に基づき約14万円の罰金刑を科されました。
EMRは、私服と制服の監視員を配置して、違法行為を行う人を取り締まっていると言及。
切符未払いの客には、約1万8,000円の罰金が科せられるため切符を購入して乗車して欲しいと呼びかけています。
サービスを利用すれば、料金が発生するのは当たり前。
社会のルールを守り、秩序のある行動を心がけてほしいですね。