「子供が襲われていた」とウソの言い分 白鳥の首を鷲掴みしていた酔っぱらい
酔っ払いの行為では済まされない、動物虐待に波紋が広がっています。
白鳥の首をつかんで引きずる男の姿を撮影した動画が、SNSで拡散されています。
白鳥の首を掴んで引きずっていた酔っぱらい
動画を撮影した人は、買い物帰りに公園を通りかかったというブランドンさん。
動画には、白鳥の首を鷲掴みにした1人の男性が歩いてる姿が映っています。
「下ろしなよ」というブランドンさんの言葉に、男は後ろを振り返りますが無視し、また歩き始めました。
ブランドンさんのFacebookの投稿によると、男は「子供が襲われてた」と主張していたとのこと。
しかし実際には、男は子供を連れていなかったといいます。
左手で白鳥をつかんでいた男は、右手に赤いカバンとお酒のボトルを握っています。
お酒を飲みながら、公園をふらふらと歩いていたようです。
ブランドンさんは投稿で、「誰かケアフィリーの町にいるこの男を知りませんか?」と呼びかけていました。
地元メディアの「Caerphilly Observer」によると、この男は警察に拘束されており、取り調べを受けているとのことです。
この出来事について、イギリスの鳥類保護団体Caerphilly Bird Rescue(ケアフィリー・バード・レスキュー)が、後に公園の堀から死亡した白鳥が回収されたとFacebookで報告しました。
死亡した白鳥と、危害を加えられた個体が同一が否かはわかっていないそうです。
罪のない動物が、くだらない行為で命を落とさないよう願うばかりです。