海外移住の失敗談 355社から不採用、休憩時間20分のブラック求人などで残高マイナス180万円

画像はイメージ(Flicker/ Chika Watanabe

住めば都という言葉がありますが、知らない土地ではそう上手くいかないこともあるようです。

【画像】海外移住に失敗した女性

アメリアさんという女性が、オーストラリアからロンドンに引っ越したことを後悔しているとTikTokで明かしました。

海外移住も失敗続きで残高マイナス185万円に

動画の中で「憂鬱で、ストレスがあり、孤独」と字幕を入れ、悲しい表情を見せるアメリアさん。

彼女はオーストラリアからロンドンに引っ越してきましたが、予想していたような生活ではなかったようです。

彼女はフォロワーに対し、シドニーに帰るべきか否かという投票を求めていました。

その結果、「帰るべき」が18%に対し、82%が「ロンドンに留まり物乞いをする」と回答。

つまりどちらにしても、ロンドンでやっていけないと意見されているようで、彼女はシドニーに帰るべきかと悩んでいるのです。

アメリアさんは、ロンドンで仕事を探していました。

ですが残念ながら、彼女が応募したマーケティング求人先から、「要求されているスキルに合わない」という返信があったようです。

面接にこぎつけた企業もありましたが、結果について連絡はありません。

この時点で、アメリアさんがロンドンに来てから応募した求人はすでに355件に到達。

アメリアさんはそれでもとりあえず、バーの仕事を見つけました。

今晩から働くという日になっても、契約書が送られてこないと不安を家族に漏らしていました。

嫌な予感が命中したのか、バーの仕事は20分休憩を挟むだけで11時間働くという過酷なものだったのです。

今後のシフトを見て判明したもので、「さすがに働けない」と判断した様子。

さらに、ロンドンに来て初めてのデートの日でも、災難に見舞われました。

会う約束になっていた1時間前にドタキャンされたといいます。

そうこうしているうちに、移住してから6ヶ月間で残高はマイナス180万円に。彼女の貯金は減っていくばかりでした。

投稿には、「ロンドンは高いから北に引っ越すべき」というアドバイスがありました。

アメリアさんもこの意見には賛成のようで、イギリス北部のリーズを探していると返信。

異郷の地で、一日も早く理想の生活が見つかるといいですね。

Text by 本間才子