機内に預けていた車椅子 スロープから勢いよく落ち地面に叩きつけられる
機内に預けた手荷物が破損して出てくるということがたまにありますよね。原因は、スタッフの取り扱い方にあるのかもしれません。
アメリカン航空の従業員が、車椅子を手荷物シュートに落としている動画がSNSで物議を醸しています。
アメリカン航空で車椅子が投げられる
「ONLY in DADE」というメディアがInstagramに投稿した動画には、車椅子が手荷物シュートと呼ばれるスロープから勢いよく滑り落ちるのが映っています。
車椅子はそのまま枠を飛び越え、一回転して地面に叩きつけられました。
従業員は、何事もなかったかのように車椅子を引き上げ移動車に積み込んでいます。
投稿に対しSNSのコメント欄では、「障がい者にとって大切なものなのに」と怒りをぶつける人や「航空会社がシステムを改善すべき」と述べる人もいました。
この投稿を受け、アメリカン航空はNBC6に対し「我々は、移動補助器具の適切なケアを保証することによって、障害を持つお客様の自立をサポートすることがいかに重要であるかを認識しています」
「この映像は深く憂慮すべきものであり、我々のチームで対処できるよう、情報を収集しています。我々のネットワーク全体における補助器具の取り扱いを改善するために引き続き努力してまいります」との声明を発表しました。
空港職員の仕事は大変ですが、お客様の荷物は丁寧に扱ってほしいものです。
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