機内通路にいたクモに乗客が発狂 途中で降ろすために3時間の遅延が発生

画像はイメージ(Flicker/ 傑凱 許

フロンティア航空に搭乗していた乗客が、通路にいたクモにパニックを起こし、機内が大混乱に陥った出来事が起きました。

【動画】機内で出てきたクモに発狂した乗客

その時の様子が、ネット掲示板「reddit」に投稿され議論を巻き起こしています。

機内にいたクモに乗客が発狂し、3時間の遅延

その騒動が起きたのは、アメリカのヒューストンとデンバー間を結ぶフロンティア航空便内でのこと。

女性の乗客が泣き叫んだり、腕を振り回したりするのをスタッフたちが制止しますが、抵抗は止まりません。

機内では、ニットキャップをかぶった別の客が「彼女は憑依されているのです! 彼女には助けが必要なんです!」などと叫ぶなど、多くの客たちがモメ始めて、大混乱に陥った様子が映し出されています。

投稿者は「この女性のせいで、ヒューストンからデンバーまでの3時間のフライトが6時間になった。彼女を降ろすためにダラスに立ち寄らなければならなかったからだ」と説明。

この模様に、「reddit」ではこうしたコメントが書き込まれました。

「機内で起きたブチギレ事件の歴史に、新たな記録が生まれた」
「客室乗務員が乗客を自由に鎮静させることが法的に認められることに100%賛成する」
「騒動どころか、もはやパフォーマンスアート」

狭い飛行機の中では、一つの混乱が大きな事件になってしまうこともあるようです。

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Text by 川崎 謙三郎