自転車を手すりにかけて駐輪していたら「差し押さえ」の警告 案内された駐輪場に不服
環境負荷の軽減で自転車を利用する人が増えている昨今。一方、駐輪する場所をめぐる問題も浮上しているようです。
シドニーに住むナターシャさんという女性が、自転車を駐輪したところ、市議会から「差し押さえ」の警告を受けたとTikTokで明かしました。
自転車を駐車場の手すりにかけていたら「差し押さえ」
シドニーのフォーリーポイントという港付近に住んでいるナターシャさん。
この港の近くには駐輪場がありません。
ナターシャさんはある日、近くにあった駐車場の木製の手すりに自転車をかけておきました。
戻ってくると、自転車に黄色い紙が貼られていました。
この敷地がノース・シドニー協議会の管理地だったため、市議会が自転車の差し押さえの警告を行ったのです。
ナターシャさんが市議会に問い合わせしたところ、「ウェブサイトにある公式の駐輪場に止めてください」と言われました。
しかしその駐輪場は、彼女が住んでいる場所から徒歩で20分〜30分かかる距離にあります。
ナターシャさんは、家から駐輪場まで30分も歩くなら「自転車で通勤する意味がない」と不服の様子。
指定された駐輪場ではなく、新しい場所に駐輪して戻ると、車が自転車を塞ぐように停車していました。
ナターシャさんは、「厚かましい」と怒りをあらわにします。
「白線の上は駐車禁止です。道路をふさいで駐車しています」と迷惑駐車を指摘。
ノースシドニー市議会に、「駐輪用のラックを作ってください」とお願いし、「ここが駐輪禁止なら、この車も駐車禁止だと教えてあげてください」と訴えました。
駐輪場や駐車場などは、秩序を守り気持ちよく利用したいですね。
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