寝ていて着陸後「機内に取り残された」と客が主張 航空会社は「脚色した話」と反論
「終電で乗り過ごした」という話はたまに聞きますが、飛行機でも同じことが起きるのでしょうか。
TikTokerのステファニーさんという女性が、飛行機の着陸後も眠り続けたところ1人取り残されてしまったと語りました。
機内に取り残されたと主張した乗客
投稿によると、飛行機でヘッドフォンをしたまま、眠っていたという彼女。
ステファニーさんが乗った飛行機が空港に着陸後、乗客が全員降りたにもかかわらず、彼女1人だけが機内に残されたと動画で話しました。
乗客が飛行機を降りている間も眠り続けていたといいます。
ステファニーさんは、「客室乗務員も自分の座席を通り過ぎたはず…」と不思議に思いました。
彼女の乗った飛行機は小型機で、乗客もほとんどいなかったとのこと。
機内で1人残された状況に、「乗務員は私を見てなかったんでしょうね」とコメントしました。
動画が投稿されると、多くの人がコメント欄で「なぜまだ座っているの?」と質問。
それに対しステファニーさんは、「飛行機のタラップ(乗り降りをする時に使う階段)が取り外されていました」といい、自力では降りられないため「スタッフを待つ必要があった」と説明しました。
ですが、ステファニーさんの一連の投稿を受けて、彼女が利用したローガン航空の広報担当は「The Sun」に声明を寄せました。
「LM025便ですべてのお客様が降機された後、乗務員はまだ眠っていた最後のお客様に声をかけ、彼女を起こした後、空港の地上スタッフがターミナルビルまで案内するのを待つ間、荷物をまとめる時間を与えました」
また「私たちの航空機にお客様を1人きりにさせるようなことは一切なく、お客様がこの平凡な話をセンセーショナルに取り上げることを選んだことに失望しています」と言及しました。
事実を脚色しすぎると、迷惑になるということに注意してほしいですね。
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