孫の結婚式に出席した90歳のおじいちゃん カラオケアプリで練習してきた曲を披露
一生に一度の結婚式。幸せな気持ちの一方、親族側は寂しさや喜びといった複雑な感情を抱くものです。
ウェディングプランナーのサブリナさんという女性がTikTokに投稿した動画が、世間に感動を与えています。
孫の結婚式で練習してきた歌を披露する90歳のおじいちゃん
とある結婚式でバージンロードを歩いているのは、新婦のジョーダン・ケイシーさんとその父親。
そっと見守りながら、エルヴィス・プレスリーの「Can’t Help Falling in Love」を歌っているのは、彼女のおじいちゃん、デヴィッド・サンダースさんです。
『TODAY』によると、デヴィットさんはなんと今年90歳。
2年前に62年間連れ添った妻のアンさんを亡くして以来、老人ホームで暮らしているそうです。
愛する孫の結婚式に向け、デヴィットさんは携帯電話のカラオケアプリで日々、曲の練習を行ってきました。
歌うことが大好きなデヴィッドさんは、老人ホームでも人気者。
通っている教会でも、たびたび歌を披露しているそうです。
親しみを込め、おじいちゃんを「パピー」と呼んでいるジョーダンさん。
「パピーの歌が世界中に届いてとても嬉しいです」と、メディアに話しています。
世間からも「とても深い歌声で、心を込めて歌うおじいちゃんに涙した」「夫の元へ行く前に、おじいちゃんを抱きしめてあげて!」「感動した」など、多数のコメントが寄せられました。
ジョーダンさんがデヴィットさんに、「世界中の人たちが動画を見て、3,000万回以上再生されたよ」と、大反響をおじいちゃんに伝えてみたところ…。
とても嬉しそうに笑いながら喜んでいたものの、「TikTokってなに?」と質問されてしまったそうですよ。
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