消火活動を行っていた消防士 ドアを開けた瞬間、大爆発に巻き込まれる
危険を伴う仕事は意外と多いですが、中でもすぐに思い浮かぶのは警察官や消防士でしょう。
このたびアメリカ・バージニア州にある消防署がX(旧・ツイッター)で1本の動画を公開し、手に汗握る動画が反響を呼んでいます。
フェアファックス消防署が命懸けの消火活動
2023年11月7日の夕方、フェアファックス郡消防署に建物火災の通報が入りました。
映像にははじめ、比較的穏やかな火災の様子が映っています。
ホースを持った隊員が後ろで構えると、別の隊員が建物のドアを開けました。
しかし次の瞬間、建物は大爆発。
向かいから動画を撮っていた撮影者も、あまりの衝撃の大きさにカメラを落としてしまったようです。
映像はそこで終わりとなり、爆発に巻き込まれた隊員2人の安否が心配されましたが、消防署は彼らの無事を報告しています。
『WUSA 9』によると、建物につながる地下の電線に欠陥があり、そこで火災が発生。
火の気が上の階まで上昇していた時に運悪くドアが開けられ、大量の酸素が爆発を起こしたと考えられているそうです。
同署は動画とともに、「幸いにも消防隊員にケガ人はいませんでした。しかし私たちは毎日、こうして命懸けで努めているのです」とXに投稿。
世間から「無事で安心した」「いつもご苦労様です」「私たちの安全を守ってくれてありがとう」といった労いと感謝の言葉が寄せられました。