コールドプレイがライブで「神対応」 未亡人のリクエストに応じて予定外の曲を披露
「Viva la Vida」など数々のヒットソングを生んできた、イギリスの人気ロックバンド『コールドプレイ』。
2023年11月6~7日の2日間にわたり、東京ドームで世界ツアー「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」を行いました。
そこでのコールドプレイの神対応が今、世界中で話題となっているようです。
コールドプレイが観客のリクエストに応じる
それはボーカルのクリス・マーティンさんが、曲の合間に話していた時のこと。
1枚のポスターを持った1組の親子が、彼の目に留まりました。
彼は母親とその息子に「ステージ上においで」と優しく話しかけます。
さらにピアノの横へエスコートすると、「今日は来てくれてありがとう。名前は?」と息子に尋ねました。
ポスターには英語で「天国にいる夫のために『Everglow』を歌ってくれませんか?」と書かれていたのです。
そしてクリスさんは「もちろん、喜んで」と快諾し、女性に夫の名前を聞きました。
「ヒロ」と答え思わず泣き出してしまった女性に、クリスさんは「では宇宙にいるヒロに向け歌うよ」と神対応。
クリスさんは歌い始める前、この曲は「人が『人間の姿』を離れ、心の中に『感情』として永遠に残り続けることを意味しているんだ」と明かし、さらに「彼らはいつもあなたたちの周りにいて、守り、愛し続けてくれるよ」と観客に伝えました。
そして綺麗なピアノの音色とともに、見事に「Everglow」を歌い上げると、場内は感動の渦に巻き込まれたといいます。
じつはこの楽曲、今回のツアーのセットリストには含まれておらず、完全にその日だけのオリジナル。
同公演に行ったファンがTikTokにその様子を公開すると、「泣ける」「旦那さんも天国で聴いて喜んでるね」「なんて素晴らしい人なんだ」など、コメント欄は称賛の声で溢れたようです。