高速道路を運転するドライバーへの「居眠り対策」 レーザービームが発射
運転中に眠くなると、ガムを噛んだり休憩をしたりする人もいるでしょう。
中国には、居眠り運転対策として高速道路でレーザービームが発射されています。
中国の高速道路にあるレーザービーム
「人民網」によるとレーザービームは、高速道路の運転で思わず居眠りしてしまうドライバーへの対策。
浙江高速道路交通警察杭州支隊は管轄区内にある各高速道路の中から、通行量が多く視界が開けた7カ所を選択し、運転手に安全運転を促す緑のレーザーを発する設備を設置しました。
レーザーはライトショーに似ており、上下左右に揺れ動きます。
一定の角度に基づき空に向かって放たれ、鮮やかな色を出して、運転手に対し慎重な運転を促すとのことです。
夜になると自動的に電源が入り、5000m以上の範囲をカバー。
雨や霧など、悪天候の方がより効果を発揮するそうです。
この高速道路のレーザービームに、SNSでは「ライトを見つめるのに忙しすぎて、結局疲れるのでは?」「マリオカートのレインボーロードにいると思うとちょっと楽しそう」などの意見が書き込まれました。
斬新な居眠り対策ですが、世界的に広まることはあるのでしょうか。