事件発生で警察官に応援要請 無視して「ポケモンGO」を続行
アメリカ・ロサンゼルスで働く警察官が、強盗事件を無視してスマホゲームの「ポケモンGO」で遊んでいたと話題になっています。
応援要請を無視して「ポケモンGO」にハマる警官
「abc7news」など複数の海外メディアによると、ロサンゼルス市クレンショー地区のショッピングモールで強盗事件が発生。
この日は勤務中の警察官がみな忙しくしていて、ロサンゼルス市警がパトロール中の警察官に応援を要請しました。
現場から200ヤード(約180m)も離れていない場所に駐車していた2人の巡査。
しかし2人は、「ポケモンGO」に熱中するあまり、応援要請を無視したのです。
実は当時、パトカーに設置されたカメラが作動していて、2人の様子をしっかり撮影していました。
録画には、20分以上にわたってゲームについて語り合う2人の声も入っています。
要請を受けなかったことを後にとがめられた2人。
「大音量の音楽が流れる公園で地域住民と交流していたので、無線には気づかなかった」と述べましたが、カメラの映像ですぐにウソだと発覚。
2人は「私的な会話の録画を調べるのは署の規則違反だ」「取り調べに際し不適切な対応を受けた」と反論しましたが、懲戒委員会が全会一致で2人の解雇を決定したそうです。
この事件にSNSでは「解雇されたと聞いて安心した」などの意見がありました。
市民の安全を守るのが、本来の警察官の役目です。
スマホゲームを理由に、職務を放棄するのはあってはなりません。
パトカーのカメラは、警察側の監視にも役立っています。