着陸した飛行機、「降機中の重量とバランス変化」が原因で前方が浮く
目的地に到着したばかりの旅客機の仰天映像が今、人々の関心を集めています。
着陸後に前方が浮いた飛行機
2023年10月22日の夜、アメリカ・ニューヨーク州のジョン・F・ケネディ国際空港に1機の旅客機が着陸しました。
『abc』などによると、同機はカリブ海に浮かぶ島国バルバドスのブリッジタウンから飛んできた、格安航空会社のブルージェット。
空港と機体をつなぐボーディングブリッジが設置され乗客の降機が始まった瞬間、なんと飛行機の後方が下がり、前方がゆっくりと浮いてしまったのです。
その角度は約30°にも傾いたというので、中にいた乗客にとって相当な恐怖だったに違いありません。
ジェットブルーによると、原因は「降機中の重量とバランスの変化によるもの」で、その後機体は水平に戻ったそうです。
乗務員や乗客にケガはなく、現在この機体は安全点検のために運航を停止しているといいます。
動画がSNSで拡散されると、「こんなこと実際にあるんだ!」「乗客は怖かっただろうな」「外から見てこの角度なら、中はもっと傾いているように感じると思う」など、様々なコメントが寄せられました。