化石燃料の使用をやめるよう求める環境保護団体、『鉄拳』大会でモニターに塗料を投げつけ妨害
イギリス・ロンドンのゲームイベント「EGX2023」で実施された『鉄拳7』の大会に過激派環境保護団体が乱入し、選手のモニターにオレンジ色の塗料をかけ、ステージを妨害する騒ぎが起きました。
環境保護団体が『鉄拳』大会を妨害
この団体は、イギリス政府に対し、石油・ガス採掘の許可を与えないよう求めています。
同大会で、映画「ゴーストバスターズ」のコスプレをして乱入したメンバーたち。
ステージに上がったメンバーが、モニターにオレンジ色の塗料を投げつけたり、水鉄砲とみられるもので観客用の大型モニターを攻撃したりする姿をX(旧Twitter)に投稿しています。
その後3人は観客に向かって化石燃料をやめるように訴えるという暴挙に出ました。
さらに、「我々は命のために戦っている」と自分たちを正当化しています。
過去にも、美術品の損傷、演劇の妨害行為などを行ってきた「Just Stop Oil」。
ロンドンのナショナル・ギャラリーでは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の額に自分たちの手のひらを貼り付けたり、同作品の下に白いペンキで「No New Oil(新しい石油はいらない)」 と書いたりしていました。
今回の騒動にSNSでは「馬鹿野郎だ。ほとんどのeスポーツプレイヤーはカツカツの生活を送っている」「ニッチな分野でこれをやるのは頭がおかしい」などの意見が書き込まれました。
抗議をするなら、もう少し穏やかな方法を取ってもらいたいものです。