愛犬を沈ませようとしたカンガルーとバトル 「筋肉に正直ビビった」
穏やかな朝の散歩が一転、恐怖の瞬間に変わってしまった男性の話題です。
ムキムキなカンガルーとバトル
『ABC Radio Melbourne』によるとある週末の朝、オーストラリア・ミルデュラに暮らすミック・モロニーさんは、秋田犬のハッチと一緒に散歩をしていました。
きちんとしつけがされていれば、ノーリードで放すことも多い海外。
ミックさんはハッチを自由にさせ、川沿いでストレッチをしていたそうです。
ところが、近くにいたはずのハッチの姿がどこにもいません。
周囲を見渡すと、川から上半身を出したカンガルーがミックさんを見ていることに気づきました。
数十秒後、川から苦しそうに顔を出したのは、なんとハッチ。
カンガルーはハッチをヘッドロックし、川に沈めようとしていたのです。
ハッチは口から水を吐き出し、かなり苦しそうな叫び声をあげています。
慌ててミックさんは川に飛び込み、ハッチを救おうとカンガルーと格闘を始めました。
間近で見ると、かなり巨大でがっしりした体のカンガルー。
ミックさんが撮影している携帯電話を殴り、川に水没させてしまうほど凶暴です。
しかしその隙にカンガルーから解放されたハッチは、急いで川岸へ。
カンガルーはミックさんに飛び蹴りをしようとしましたが、顔に水をかけ、なんとか制止できたそうです。
彼はメディアに「カンガルーの筋肉を見て、正直ビビりました」と当時の心境を吐露。
今後も同じ遊歩道をハッチと散歩する予定だそうで、その理由は「今回の件で、カンガルーに『人間は怖い』と思われたくないから」だといいます。
また「僕は動物が大好きで、怖がらせるつもりはなかったんだ」とも明かしており、ハッチにケガはなく、元気に活動しているようです。