「ネックレスの材料にするつもりで」キリンの糞を持ち帰った女性に処分が下る

画像はイメージ(Flicker/ Martin Belam

アメリカ・ミネアポリスのセントポール国際空港で、女性のかばんの中からキリンの糞が見つかり、処分されました。

【画像】アメリカ国内に持ち帰ろうとしたキリンの糞

キリンの糞でネックレスを作ろうとした女性

CNN」によると、女性はケニアで入手した糞を「ネックレス用の材料にするつもりだった」と説明したとのことです。

国境警備局は「糞便をアメリカ国内に持ち込む行為は本当に危険」と警告。

食物を胃から再び口の中に戻してかむ習性がある動物の糞をアメリカ国内へ持参するには、動物検疫上の許可が必要だとのことです。

また過去にはミネアポリスの空港で、機内食で出されたリンゴを無断で空港に持ち込んだとして、旅行客が500ドル(約7万5000円)の罰金を科される事件が起こりました。

ワシントンポストによると、客はフランス・パリからの旅行で機内食で出されたリンゴを後で食べようと思い、手荷物に入れていたようです。

税関の規則では、空港に持ち込む全ての果物には申告が必要。

申告することなく持ち込むと、罰金が科されると説明されたといいます。

今回のキリンの糞の持ち込みにSNSでは「キリンの糞でネックレスを作るなんて、世界にはいろんな人がいるなぁ」「キリンの糞?なんで?」などの意見が書き込まれました。

航空機を利用する際には、持ち込み可能な荷物どうかを確認したほうがいいようです。

Text by 川崎 謙三郎