飛行機が滑走路へ移動中、シャトルバスと衝突 機体が損傷受ける
アメリカ・シカゴのオヘア国際空港で2023年10月6日、地域航空会社「エア・ウィスコンシン」の出発便が滑走路へ向けて移動中、シャトルバスと衝突。
少なくとも2人が負傷する事故が発生しました。
飛行機がシャトルバスと衝突
「CNN」によると、バスに乗っていたアメリカン航空の従業員6人が病院に搬送され、怪我の有無などの検査を受けました。
オハイオ州デイトン行きのエア・ウィスコンシン機の乗客たちに、負傷者はいなかったとのことです。
衝突を受けて別の旅客機が用意され、乗客を乗せてデイトンへ出発。
エア・ウィスコンシン機の乗客は、衝突の影響で機体は右方へ向きを変えたと証言しています。
機体が横滑りしたとの目撃談も寄せられています。
エア・ウィスコンシンでは2016年、乗っていた大学准教授が微分方程式を解いていたことで、出発が2時間遅れたことがありました。
「BBC」によると、アメリカのペンシルベニア大学のグイド・メンジオ准教授が、ペンシルベニア州フィラデルフィア発ニューヨーク州シラキュース行きのエア・ウィスコンシン機に搭乗。
熱心に微分方程式を解いていたところ、隣に座った女性が気分が悪いと客室乗務員を呼びメモを手渡しました。
メンジオ氏は数式を見せて説明した後、飛行機は予定より2時間遅れで出発したとのことです。
今回の事故にSNSでは「航空機にぶつかるなんて…。バスの運転手は周りを何も見てないな」「写真を見る限り、修理には時間がかかるかもしれない」などの反応がありました。
事故原因の追求をして、今後の課題としてもらいたいものです。