陸上競技場が雷で停電、競技は一時中断 観客のスマホで競技が再開される
スポーツの大会で、観客の応援は選手のパフォーマンス向上に繋がる大事な要素とされています。
陸上競技中に起こったトラブルに対し、観客が「あるもの」を使って競技続行を助ける出来事がありました。
停電で暗くなった陸上競技場を、観客が照らす
動画が撮影されたのは、アメリカのテネシー州で行われた陸上のチャリティーイベントの最中。
観客の声援の中を選手たちが走り抜けていく瞬間、突然あたりが真っ暗になりました。
競技場の近くに雷が落ちたため、停電してしまったようです。
これには観客も「ノー!」と落胆の声を漏らします。
競技は一時中断してしまいました。
すると、観客はスマホの懐中電灯機能を使って、競技場を照らし出したのです。
競技は再開され、選手は無事に最後まで走り切ることができました。
動画を見た人は「スポーツ映画のクライマックスみたい」と、コメント。
パナソニックと東京大学の共同研究によると、応援によって選手のパフォーマンスが35%向上するという結果が出たそうです。
今回の動画を撮影をした人も「今までで一番クールなレースだった」と語っていました。
スポーツの場面で、観客の存在がどれほど大事か証明された瞬間だったといえるでしょう。