バーテンダーがイラっとする瞬間 「おまかせします」
バーテンダーといえば、客の好みを聞いて、その人に合わせた飲み物を作り出すお酒のプロ。
バーでは、ドリンクの種類の多さから、ついつい「おまかせで」とプロに頼ってしまいたくなる人もいるでしょう。
しかし「おまかせ」は、頼まれた側の頭を悩ませてしまうかもしれません。
「おまかせします」に苛立つバーテンダー
それを説明するかのように、バーテンダーのベンさんはTikTok動画を投稿しました。
忙しそうに接客をし、次の客に「ご注文は?」と聞くベンさん。
すると客は「Surprise me(驚かして)」と注文しました。
つまり「おまかせします」という意味で、何を頼んでいいかわからない時や、新しいものを試してみたい時に使われる表現です。
注文を受けたベンさんは、少し戸惑い気味の様子。
しかし手際よくドリンクを作っていき、「どうぞ」と客に差し出しました。
すると客は「これパイナップル入っているの?」と質問します。
ベンさんが「はい」と回答すると、客は「パイナップルにアレルギーがあるの」と返答。
この回答にベンさんは、頭を横に振りながら、ドリンクをそのままシンクの中に捨ててしまいました。
「あなたが何が好きなのかわからないよ」と苛立ちを隠せません。
そして「僕のお気に入りがあるよ」といい、渡したのはビールのボトル。
ベンさんは、これ以上関わりたくないのか、「次の人!」と接客を続けていきました。
この動画には多くのバーテンダーからコメントが寄せられています。
「おまかせを注文されたら、いつもビールを渡している」と、やはり「おまかせ」を嫌がるバーテンダーが多いようです。
中には「バーで、何を頼んでいいかわからない」と、お酒の種類の多さに悩んでしまうとコメントする人もいました。
そんな時は「とりあえずビール」が無難なのかもしれませんね。