放し飼いの犬がベビーカーを押す母親を襲撃 飼い主は無責任な態度を貫く

画像はイメージ(Flicker/ localpups

イギリスのサウスヨークシャー警察が、放し飼いの犬に襲われた女性と赤ちゃんの動画を公開。

【動画】放し飼いの犬がベビーカーを押す母親を襲う

無責任な犬の飼い主に、世間から非難の声が上がっています。

放し飼いの犬が子連れの母親を襲う

映像には、閑静な住宅街で赤ちゃんのベビーカーを押しつつ、犬も散歩させている女性が映っています。

すると突然、1匹の犬が現れ、彼女の犬にとびかかりました。

慌てるように出てきた飼い主の男性が、自分の犬を押さえつけようと奮闘。

どうやら、犬にはリードがつながれていなかったようです。

女性は、飼い犬を引き離そうとしますがベビーカーも押さえているため苦戦している様子。

「離れてよ」と、ヒステリックな声で女性は叫びました。

同時に赤ちゃんは恐怖のあまり、大声で泣き出してしまいます。

襲ってきた犬が、彼女から完全に離れるまで約20秒かかりました。

時間にしたら短いものですが、赤ちゃんを連れての必死の戦いはさぞかし長く感じたことでしょう。

男性が犬をなでながら、「大丈夫か」と発したように聞こえた女性。

「おたくの犬は大丈夫でしょうよ」と叫び、自分の犬が噛まれたという内容の言葉を男性にぶつけていました。

警察は、このような事案を受けて飼い主に責任の所在を尋ねているものの、無責任な態度をとっているようです。

動画に寄せられたコメントは、「犬を飼う権利をはく奪すべき」といった怒りの内容が目立ちました。

ペットの管理問題は国を問わず、共通のこと。

「自分の犬だけは」というおごりで楽観視せずに、ペットを飼う最低のマナーは守ることが大切ですね。

Text by 本間才子