「森から自力で抜け出すのが億劫になったから」 クマに襲われたと虚偽通報し逮捕される
アメリカ・オハイオ州の男性が、クマに襲われたと主張して救助されたものの、それが虚偽だったという罪で起訴されました。
「クマに襲われた」虚偽通報で逮捕される
「WOWK-TV」によると、男性は「助けて!」と何日も歩き続けて、クマに取り囲まれた結果出血し、死にそうだと通報してきたとのこと。
捜索救助隊が出動して2時間の捜索の後、ついに発見されたものの、出血はしておらず目立った傷もなかったといいます。
その後の調べで、男は森から自力で抜け出すのが億劫になり、保安官のクルマに乗せて欲しいと思い、虚偽の通報を疑いで起訴されたそうです。
虚偽の通報はいけないことですが、日本では北海道で4年にわたって「忍者熊」と呼ばれ人々を困らせてきたクマ「OSO18」がハンターによって仕留められたことで話題になりました。
ところがこのハンターに対し、「クマがかわいそう」といった批判が出たとのこと。
北海道庁は批判を受けてか、X(旧Twitter)で、「人や農業などの被害防止のため、やむを得ず捕獲する場合があります。 この捕獲は地域の安全に欠かせないもの。捕獲への非難は、その担い手確保の支障となりかねません。 こうした社会的重要性について、どうかご理解をお願いします」と求めました。
クマも人間もお互いの生活を大切に、共存していきたいものです。