乗客が預けた荷物を積まずに飛行機が離陸 原因は「地上職員の人手不足」

画像はイメージ(Flicker/ Chor Ip

スイスの航空大手「スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)」が、チューリヒ発スペイン・ビルバオ行きの便で、搭乗した乗客が預けた荷物を1個も積まず離陸する失態が起きたと報告しました。

スイスの飛行機、搭乗客の荷物を積まずに離陸

CNN」によると、原因は地上職の人員不足。また、離陸も遅れていたといいます。

SWISSの担当者によると、搭載しなかった荷物の大半はビルバオへ翌日運び、残りの荷物は翌々日に届けたそうです。

担当者は「乗客のいらだちや怒りは深く承知している」としています。

また日本でも2016年8月12日にANAが、荷物を積まず離陸して謝罪文をウェブサイトで発表しました。

その旅客機には、同日開催の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に向かっていたアーティスト「ザ・チャレンジ」も搭乗。

別のアーティストから「楽器を貸す」などの話もあったものの、紆余曲折を経て、本番前に無事到着したそうです。

まれにある空港トラブルの話に、SNSでは「SWISSは私の妹の荷物を紛失しましたが彼らは無視しませんでした」「荷物も飛行機で預けると、それのピックアップにも時間かかる」などの意見がありました。

空港会社には、より正確な仕事をしてもらいたいです。

Text by 川崎 謙三郎