ウサギやスリッパ並みの巨大ネズミが出没 寝ている人の口元へ近づく個体も登場
ニューヨークはネズミが多いことで有名な大都会ですが、コロナ禍でその問題はさらに深刻化しています。
レストランからの廃棄物が減ったことで、ネズミは地下から地上へと進出し行動範囲を拡大しているようです。
ニューヨークでは、ウサギの大きさにまで巨大化したネズミが走り回るようになりました。
ニューヨークに出没する巨大ネズミ
SNSで拡散された映像にはネズミが、レストランの倉庫を駆け回る姿が映っています。
驚くべきは、そのネズミのサイズ。
まるで、大人のスリッパにまで巨大化したネズミが多く、「ペットネズミを連れまわす個体もいる」とナレーションが入ります。
これまでゴミ置き場や限られた場所でよく見られたネズミは現在、歩道や公園、駐車場、もちろん地下鉄のトンネルなどに頻繁に出没するようになりました。
中には、地下鉄で眠っている男性の口元にネズミが近づくシーンも。
ニューヨーク市には、年間3万件ものネズミの苦情が寄せられているとのことです。
衛生のためNY市は、ネズミ駆除専門の職員を雇用。
その結果、ネズミは2022年と比べ15%減少したと言われていますが、まだ完全に収束したわけではありません。
住宅のドアの隙間から複数のネズミが出てきて捕獲される動画もあり、ニューヨークにおけるネズミとの戦いはまだまだ続きそうです。