飛行機が引き返した理由は「乗客の下痢」 操縦士は「ちょっとしたバイオハザードです」

画像はイメージ(Flicker/ Nelson Pavlosky

アメリカ・アトランタからスペインのバルセロナに向かっていたデルタ航空の旅客機が、乗客1人が引き起こした下痢のため、アメリカへ引き返しました。

乗客の下痢で飛行機が引き返す

CNN」によると、操縦士は「ちょっとしたバイオハザード(生物学的な危害・災害)問題です。機内でずっと下痢をしている乗客がいるので、アトランタに戻ってほしいと彼らが望んでいます」と報告。

同機は出発から約2時間後、アトランタの空港に戻り、再び離陸して8時間以上の遅れが出たものの、バルセロナに到着しました。

また、エールフランスのパリ発トロント着に乗ったジャーナリストの男性は、足元が前の乗客が残した血液で汚れていたことを報告。

悪臭と戦いながら30分も掃除したことを明かしていました。

バイオハザード騒動に、SNSでは「ある意味恐ろしい」「本人はとてもキツかったのだろう」といった反応が上がっています。

飛行機の中では、さまざまな自衛の手段が必要です。

Text by 川崎 謙三郎