40階建ての窓のないビル 噂されてきた様々な「説」
ニューヨークには数多くの高層ビルが立ち並んでいますが、その中でもひときわ異彩を放つものがあります。
それはトーマスストリート33番街にある、40階建ての窓のない高層ビルです。
高層ビルをレポートしたYouTubeの投稿が、66万回以上再生されていることからも、注目度の高さが伺えます。
ニューヨークにある、窓のない高層ビル
投稿によると、マンハッタンの下の方に位置するこのビルが立つ地域には、かつて工場があったといいます。
高度成長期後に、多くの高層ビルがロフトアパートに改装されて、近年はセレブたちが住むエリアとして定着してきました。
核や外気が通信機材に影響を与えないよう、密閉できる強固として完成したと噂が流れているのが、アメリカの大手電機情報通信会社AT&Tが入るこの高層ビル。
高さ170メートルの高層ビルには開口する窓は1つもなく、地下3階には500人が収容できるスペースがあり、燃料も常時保管されているという噂も。
このYouTubeを見た人のなかには、このビルに勤務していた人もいました。
「外が雨の時に、エレベーター内のランプが点灯する窓無しビル」と呼んでいたというコメントや、1990年代に交換手として勤務していたという人は「鍵のかかった部屋が『政府が使うスパイルーム』だと教えられた」そうです。
数年おきに、この不気味な超高層ビルはSNSで拡散されてきました。
2017年には、俳優のトム・ハンクスさんも『今まで見た中で一番怖いビルだ』と投稿。
窓のない高層ビルは、見た目だけでなく中身も謎に満ちています。
このビルが本当はどんな役割を果たしているのか、気になるところですね。