20分で2万円の利益を生み出した『転売ヤー』 「Googleレンズで調べて他店に持ち込む」
中古品などの転売を副業にするスコットさんは、たった20分で150ドル(約2万2000円)を稼いだ巧妙なテクニックをTikTokで紹介しています。
中古販売店で買ったものを別の店に持ち込み転売
スコットさんが普段出かけているのは、中古品ショップの「GoodWill」。
同店は、非営利団体が運営する中古品売買店です。
実店舗のみで、洋服や家具、日用品や電化製品など寄付されたアイテムが低価格で販売されています。
この日スコットさんが気になったのは、傷が付いたバット3本。
スコットさんは、バットに価値があるかどうかはわかりませんでしたが、20%オフのクーポンを持っていたため、1本7ドル(約1020円)で購入できました。
彼は普段「物の値段がどうしてわかるのか」と質問されるらしいのですが、本人もわからないのだとか。
そこで使うのが、Googleレンズ。
中古品の写真をGoogleレンズで検索して、相場を知るのだそうです。
今回のバットを検索すると、1つ目はいきなり230ドル(約3万3500円)。
2つ目は300ドル(約4万4000円)の値打ちがあり、3つ目に至っては350ドル~600ドル(約5万1000円〜約8万8000円)の価値がある高価な品物だということがわかりました。
スコットさんは、オークションサイトに出品するのではなく、手早く現金化できる方法を選ぶことに。
バットを査定に持ち込んだお店は、「GoodWill」から車で5分ほどの距離にある、スポーツ用品専門の中古買取店。
近所で買ったことがバレないよう、金額シールは丁寧に剝がすことがポイントなんだそうです。
買取では、3本20ドル(約3000円)ほどだったバットに、150ドル(約2万2000円)の値段がつきました。
「簡単だよ、みんな」というスコットさん。
GoodWillで買ったものを向かいにある質屋にもちこんで、即時換金することもしばしばあると話しています。
日本では、ヤフーオークションやメルカリなどオンラインで完結する中古マーケットが主流ですが、実店舗で掘り出し物を見つけるというのも楽しみの1つですね。