酔っ払った部下が上司に伝えた本音 「良い上司に出会うことは良い会社に入るより難しい」

画像はイメージ(Flicker/ Rex Roof

ついお酒を飲みすぎてしまい、記憶を失くすほど泥酔したり、屋外で居眠りや嘔吐をしたりといった経験はありませんか。

また中には、「酔っていて、つい本音が出てしまった」という人もいるでしょう。

インドに住むシダントさんはある晩、酔っ払った部下からメッセージが届きました。

酔っ払った部下が上司にスマホで伝えた本音

それは支離滅裂な「酔っ払いからのメール」ではなく、普段は言えない、心温まる感謝の言葉がつづられていたのです。

「僕は今酔っていますけど、伝えたいことがあるんです」という1文から始まるそのメール。

続いて「僕を信頼し鼓舞してくれて、ありがとうございます」と、シダントさんに深く感謝している様子が伺えます。

さらに「良い上司に出会えることは、良い会社に入ることより難しい。だから僕はあなたに出会えて、すごく恵まれています。さようなら」と書かれていました。

それを読んだシダントさんはとても感動し、X(旧・Twitter)でシェア。

「酔っ払った元恋人から連絡が来るのは良くある話ですが、こんな酔っ払いメールをもらったことはありますか?」とキャプションを添えました。

するとコメント欄には「こんな上司で羨ましい」「嫌な上司にしか出会ったことがない」「これからも素晴らしい上司でいてあげてくださいね」といった、称賛の声が寄せられました。

シダントさんは日頃、13人のエンジニアの部下たちを従えているそうで、世界中のコンテンツ・クリエイターの問題を解決する仕事をしています。

そのなかでも今回メールを送ってきた部下は、「これまで一緒に仕事をしてきた従業員のなかでも最高にデキる人物です」と称えました。

Text by 春野 なつ