機内3席分に座る64kgの大型犬 許可が下りた理由はサイズと「精神的サポート」

画像はイメージ(Flicker/ Ged Carroll

世界で最も大きな犬種の1つとして知られている、グレート・デーン。

オス・メスによっても異なりますが、体高は70~90cm、体重は45~90kgにもなると言われています。

アメリカに暮らすガブリエル・ボグナーさんは、5歳の愛犬「ダーウィン」と一緒に、ロサンゼルスからニューヨークに旅行をした時の様子をTikTokで公開しました。

機内に乗るグレート・デーン

 

 

NEW YORK POST』によると、64kgのダーウィンはこの日初めて飛行機を利用したそうで、当初はケージに入れて貨物室に預けられる予定でした。

ところがこれほど大きな犬が入れるサイズのケージはなく、機内に乗せるため、3席分の座席を購入しなければならなかったといいます。

通常、アメリカン航空では動物による座席の占領は禁止されていますが、ガブリエルさんは「客室乗務員たちが許可してくれた」と明かしています。

ダーウィンが機内に乗り込むと、コックピットクルーたちも振り返り、その大きさに驚いている様子。

飛行中は大人しく座席の上で寝たり座ったりと、何の問題もなく目的地に着いたようです。

また周囲の乗客についても、「みんな馬が来たのかと驚いていた」「空港であんなにみんなが笑っているのを初めて見たよ」とガブリエルさんは語りました。

SNSには「大人より行儀がいい」「おりこうさん!」などとダーウィンを褒める声があがる一方、疑問や批判も寄せられました。

「なぜ特別に優遇されたの?」「介助犬でもないのに良いのか」といった質問があったそうで、これに対しガブリエルさんが回答。

 

 

 

クローン病を患い小さい頃から病院で過ごしてきたため、ガブリエルさんはたくさんの不安症状やトラウマを抱えているといい、ダーウィンは精神的サポート動物であることを明かしました。

Text by 春野 なつ