白血病で余命宣告を受けた10歳の少女 最後の夢「挙式」を叶えた12日後に逝去
アメリカ・ノースカロライナ州のウォルナット・コーブに暮らす、10歳のエマ・エドワーズちゃんは2022年4月、急性リンパ性白血病と診断されました。
白血病を患った女の子の最後の夢は「挙式」
『Daily Mail』によると、エマちゃんはそれまで健康でしたが、突然嘔吐を繰り返すようになったそうです。
あるとき気を失い病院を受診すると、医師は脚の骨にがんを発見。
医師は治療を試みましたが6月、両親に余命が数日から1週間であることを告げました。
そんなエマちゃんの夢は「交際して2年になる、大好きなダニエル・マーシャル・ウィリアムズくんと結婚すること」でした。
心優しいダニエルくんは、2人が通う小学校に、結婚式を挙げられないかお願いしてみましたが、教師たちは「学校では式をさせてあげられない」と回答。
そこで両親たちと協力し、ガーデンセレモニーを挙げることにしたそうです。
ついに6月29日、100人を招待しエマちゃんとダニエルくんの結婚式が開催されましたが、その12日後の7月11日、残念ながら天国へと旅立ちました。
彼女の家族のFacebookには、挙式の様子が公開され、多くの人々の涙を誘っています。
母親のアリナさんは「亡くなる前に、夢を実現させてあげられてとても嬉しい」とメディアに明かしています。
続けて、「多くの子供たちはディズニーランドに行きたがりますが、エマの夢は結婚し、愛する人と子供を3人持つことでした」と語りました。
さらにダニエルくんに対し「世界で一番、優しい心の持ち主です。エマを心から愛してくれていました」と感謝を述べています。