アイアン・メイデンのニコ、軽度の脳卒中患い右半身が麻痺していた過去
バンド『アイアン・メイデン』のドラマー、ニコ・マクブレインさんが、2023年1月に脳卒中を患い、麻痺が起きたもののツアーに復帰していることを明かしました。
アイアン・メイデンのニコ・マクブレインが脳卒中を患っていた
71歳のニコさんは3日に公開した、バンドのInstagramで「1月に私は脳卒中を起こしましたが、ありがたいことにTIAと呼ばれる軽いものでした」と「TIA(一過性脳虚血発作)」として知られる軽度の脳卒中を患ったことを報告。
「右半身の麻痺でキャリアが終わったか、とても心配でしたが、妻、レベッカと家族、医師、特にOT(作業療法士)、メイデンファミリーの愛とサポートのおかげで、70%近く回復するまで立ち直ることができました」と明かしました。
100%まで取り戻すべく「神の恵みにより、週が経つにつれて良くなり、より強くなってきています」と順調な回復ぶりをアピール。
さらに、アイアン・メイデンのマネージャー、ロッド・スモールウッドさんからのコメントも掲載しました。
「バンドの他のメンバーも私も、ニコが脳卒中発症から成し遂げてきたことは、信じられないほどの信念と意志の力を示していると思うし、我々全員が彼をとても誇りに思っている」とニコさんの回復力を称賛。
「5月にバンドのリハーサルが始まるまで、彼がショー全体を演奏できるかどうかは分かりませんでした。バンドからは彼に対する多大なサポートがあり、彼がショー全体を演奏できるとわかったときは、皆が心から安堵しました」と、ニコさんがドラマーとして復帰した舞台裏のエピソードも披露しました。
アイアン・メイデンは5月28日からツアー「The Future Past Tour 2023」を行っており、これまでに30公演以上を開催。
今後も9月、10月にライブを控えています。
ニコさんの報告にSNSではさまざまな意見が寄せられました。
「あなたは戦士で、私たちは皆あなたと一緒です」
「順調に回復していてみんなうれしい!」
「愛してるよ、ニコ。 あなたは伝説だ」
体力の消耗が激しいドラムだけに、無理せずに演奏を続けて行ってもらいたいです。