飼い主と旅行中にはぐれた犬、電車に乗り32キロの「一人旅」

画像はイメージ(Flicker/ Mike McBey

電車の旅は楽しみ方がたくさんあります。

景色を眺めたり、目的地を決めずに気になったところで降りてみたりとさまざまです。

オーストラリアの鉄道会社メトロ・トレイン・メルボルンは、セキュリティカメラが捉えた「特別なお客さん」をFacebookで紹介しました。

電車に乗り、「一人旅」をする犬

カメラの映像には、1匹の犬が駅に到着した電車に乗り込む姿が映っています。

この動画の主役は、ラブラドールのストームくん。

以前にも電車に乗ったことがあるのでしょうか。慣れたように乗車していきます。

彼は20マイル(約32キロ)先の駅で、駅員さんに連れられ下車しました。

日本で言うと、都内の渋谷から、埼玉県の川越くらいまでの移動距離です。

投稿では、駅のスタッフがストームくんを迷子センターに連れていき、手厚いおもてなしをしたと説明しています。

スタッフに撫でられている彼はご満悦といった様子。

さらに駅周辺を散歩するなど、ストームくんに迷子になった自覚はありません。

動画の最後で、ストームくんは無事に飼い主さんと再会したと伝えています。

The dodoによると、ストームくんは飼い主さんと一緒にシドニーから家族旅行に来ていたそうです。

彼は宿泊先の裏庭から抜け出してしまい、駅にたどり着いたとのこと。

飼い主さんも心配したことでしょう。

でもその心配をよそに、旅行先で自分だけの冒険を楽しんだストームくんでした。

Text by 島田 そら