内見で目にした光景 「ゴミ屋敷」「お尻を出していびきをかいて寝る住人」
あるアパートの内見に出かけたカティー・エリオットさんは、不動産業者が「汚いんですが」としつこく説明する言葉にそろそろ嫌気がさしたころ、目的の物件に到着しました。
その汚さは想像をはるかに超えていたのです。
内見の部屋でお尻を出して寝ていた住人
3ベットルームの賃貸の中は、まるでゴミ屋敷。
床には、ジュースのペットボトルだけでなく、ワインにウォッカなど空のビンがあちらこちらに散乱していました。
部屋の中央のローテーブルには、かじりかけの食べ物が置かれたパソコンが2台。
無造作に食べ散らかしたファーストフードの袋など、足の踏み場もないとはまさにこのことです。
ダイニングテーブルには、数日は放置されているであろう食べ物のこびりついたお皿と、お茶碗代わりに使ったと見られる鍋がどっしりと横たわっている始末。
おまけにダイニングの椅子という椅子には食べ物のシミがこびりつき、スピーカーのような物に占領されていて、もはや椅子として機能していないように見えています。
ここまでは、日本でもよくあるゴミ屋敷の風景かもしれませんが、問題はここから。
なんと、住人とみられる男性が下着一枚で、いびきをかいて寝ているのです。
それも彼は、内見にきた人々には気付きもせず、ソファーからお尻がはみ出した状態で、堂々と眠っているではありませんか。
内見に訪れたエリオットさんは、部屋の様子をTikTokに投稿。
寄せられたコメントの中には、自分も同じようなゴミ屋敷の内見を経験したという人や、学生の時に二日酔いで住人の男性の様に失態をおかしたことがあるという人もいました。
不動産業者は、現住人の撤退のためにエリオットさんに入居を嘆願しましたが、「私たちには不向き」という微妙なニュアンスで断らざるを得なかったようです。
NewSphereは、エリオットさんに取材を申し込みましたが、返答はありませんでした。