自分の席に座っていた子連れ 譲らなかった理由に「罪悪感を抱く必要はない!」
子供を育てる親にとって、公共交通機関での移動は至難の業です。
飽きてしまわないように、「窓側に座らせたい」と考える親は多いでしょう。
ジュエリー会社を経営しているタミー・ネルソンさんはある日、オハイオ州・シンシナティの空港から飛行機に乗りました。
ところが搭乗すると、前もって指定していた窓側の席に1人の女性が座っていたのです。
彼女に席の移動をお願いしてみると「ここに座りますか?横の2席に子供たちがいるので、変わってもらえるかと思って」との返事が。
そこで「窓側の席であれば、変わりますよ」と伝えると、その母親は一列後ろの真ん中を指さし「ここです」と言いました。
じつは仕事で、500人を前に大きなプレゼンテーションをしなければならなかったタミーさんは、その準備と緊張から前日は90分しか眠れなかったそうです。
そのため「真ん中の座席は落ち着かないので、窓側でゆっくり爆睡したかった」と明かしました。
さらに母親の子供たちはすでに大きく、11~15歳くらいに見えたとのこと。
それならば、母親なしでも数時間の移動くらい十分にできる年齢です。
結局タミーさんは指定していた窓側の席を取り戻したのですが、その母親は後ろで何やらヒソヒソと、隣の乗客に彼女の悪口を言いふらしていた様子。
幸いにもその乗客はタミーさんの味方をしてくれたそうですが、TikTokでは彼女の行動をめぐり、様々な意見が飛び交いました。
「あなたが指定したんだから、あなたが座るべき」「窓側に座りたいちゃんとした理由があるので、罪悪感を抱く必要はない」といった声のほか、「私も変わらないかな。だってそれは前もって自分で計画したことだから」など、多くがタミーさんを擁護する結果となっているようです。