「決めてもらうことにしよう」 体外受精で子供を授かる夫婦、性別は飼い犬が決断
犬や猫も、立派な家族の一員です。飼い主が困った時は、彼らだって、しっかり手を貸してくれるでしょう。
人生の大事な選択を、飼っているワンちゃんに決めてもらったカップルの動画が注目されています。
@serenacukjati Charlie helped us pick which embryo to transfer first! ???? #embryotransfer #genderreveal #genderrevealparty #genderrevealworld #genderrevealideas #genderreveals #embryotransferday ♬ original sound – Serena Cukjati
アメリカのテキサス州に住む、セレーナ・クジャティ(serenacukjati)さんと夫のジェイコブさんは、妊活中のカップル。
彼らは体外受精で胚を移植する過程で、どちらの性別を選ぶべきか悩んでいました。
動画の中で、セレーナさんは「男の子か女の子の受精卵のうち、どちらを先に移植するか、迷っているの。病院の先生は、どちらも同じくらい良好だよって教えてくれたわ」と説明しています。
「だからチャーリーに決めてもらうことにしたの!」
2人はこの選択を、飼っている犬のチャーリーに託そうと決めました。
セレーナさんは、「『男の子』と『女の子』とそれぞれ書いたテニスボールを同時に投げて、チャーリーが持ってきてくれたほうの性別に決めるわ」と続けます。
そしてジェイコブさんが、ボールを同時に投げると、チャーリーはボールのほうへ走っていきました。
しかし、チャーリーはすぐにはボールを取りません。
「待って、ボールの間を行ったり来たりしてるぞ」とジェイコブさんは、少しソワソワした様子です。
チャーリーがボールを口にくわえて、2人のもとへ戻ってくると、セレーナさんはボールを確認しました。
果たして性別はどちらなのでしょうか…!
動画はチャーリーとボールの写真に、「答えは8月7日に投稿予定の動画を見てね」の一言が添えられて終わっています。
NewSphereの取材に対しセレーナさんは、チャーリーに選んでもらった理由を「体外受精での妊娠は、運というよりは科学的なプロセスです。ですから自然妊娠のようなサプライズがありません。そんな中でジェイコブと私は、少しでも楽しみを作りたかったので、性別は運に任せてみようと決めました。家族である犬たちを巻き込むことは、完璧なアイディアだと思ったの」と話してくれました。
「まだ性別は発表していないけど、チャーリーが選んだ結果にはビックリしているとだけ言えるわ。ジェイコブも私も、最初の子に関しては、ある決まった性別を考えていたけど、チャーリーはその反対を選んだの」と言います。
動画の中で、チャーリーと一緒に走っていたのは、夫妻が飼っているもう一匹の犬、キキ。
「チャーリーもキキも、初めての弟あるいは妹に、会うのをとても楽しみにしているわ!」
彼らも、新しい家族を迎える準備はできているようです。
「体外受精は、時に喜びを奪っていくことがあります。不妊治療を受ける私達にとって、家族を増やすことへの期待を変えなければいけません。その中で小さな喜びを見つけることは、とっても特別なんです」と話してくれたセレーナさん。
性別が気になる人は、セレーナさんのTikTokをチェックしてみてください。