パスポートを忘れ新婚旅行に出かけた夫妻 空港スタッフの対応に「最高の結婚祝い」
旅行の前には、持ち物チェックがかかせません。特に海外旅行で一番大事なものと言えば、パスポートです。
そんな大事なパスポートを家に忘れてしまった女性を助けた、航空会社のスタッフたちの見事な連携プレーが話題になっています。
女性の危機的状況を救ったのは、アメリカのデルタ航空のスタッフたちです。
デルタ航空のホームページとFacebookによると、ローリン・フェルウォックさんと夫のジョーさんは、デトロイトから新婚旅行先のプエルトリコに向かっていました。
飛行機が離陸した直後、ローリンさんは大変なことに気が付きます。
彼女は、パスポートを家に忘れてきてしまったのです!
新婚の2人は、プエルトリコのサン・フアンからクルーズに乗る予定でした。パスポートがないと乗船できません。
「楽しみにしていた新婚旅行が、これでは水の泡になってしまう」
途方に暮れているローリンさんに手を差し伸べたのは、デルタ航空スタッフのダスティさんでした。
彼はデトロイトから、フェルウォック夫妻が到着するサン・フアンまでパスポートを届けることを申し出たのです。
ダスティさんは、まずデトロイト空港のグランドスタッフと連絡を取り合いました。
そしてジョーさんの義理の妹さんから、ローリンさんのパスポートを受け取ります。
その後、パスポートはデトロイトからアトランタに到着。
サン・フアンへ向かう仲間の客室乗務員に手渡されると、パスポートはサン・フアンのカスタマーサービススタッフのもとへ届けられました。
スタッフから連絡を受けたローリンさんは、ついにチケットカウンターでパスポートを受け取り、無事にクルーズに間に合ったそうです!
デルタ航空のホームページで、ローリンさんは「ダスティさんたちは、私たちのために貴重な時間を使ってくれました。とっても感動し、感謝しています。最高の結婚祝いです」とコメントし、デルタ航空スタッフの対応を賞賛しています。
その後ダスティさんは、フェルウォック夫妻の結婚披露宴に招待されたそうです。