再び「モノ投げ騒動」が発生 ラッパーが携帯を投げられ腕を負傷

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最近、ライブ中にステージ上のアーティストに向けて物が投げられる事件が多発しています。

ここでまた、新たな事件が発生しました。

今回被害にあったのは、歌手でカナダ人ラッパーであるドレイクさん。

「Hotline Bling」がヒットしたドレイクさんは、2023年7月5日にシカゴのユナイテッド・センターで全米ツアー(“It’s All A Blur Tour”)を開催中、会場にいたファンから携帯電話を投げられ、腕を負傷しました。

SNSでは、観客が撮影していたその時の映像が拡散されています。

ここ最近被害にあった歌手が数人います。

まず、歌手のビービー・レクサさんは、ニューヨークでのコンサート中に携帯電話を投げられ、左目を負傷。投げた男性は、携帯電話を武器に使用した暴行罪で逮捕されています。

また、歌手のケルシー・バレリーニさんはアイダホ州でのコンサート中、投げつけられたブレスレットが頭に的中。歌うことができなくなった彼女は、ステージから一時退場せざるを得ませんでした。

歌手のピンクさんにいたっては、ファンの母親の遺灰を投げられるという悲惨な体験をしています。

もっとひどい事件として、歌手のエイバ・マックスさんはロサンゼルスでのライブ中に、セキュリティの目を潜ってステージに駆け込んだファンの男性から顔面を打たれるという被害に遭いました。

昨年には、歌手のハリー・スタイルズさんが、観客から投げつけられたキャンディーが左目に直撃した事件もありました。

歌手のケリー・クラークソンさんもTVショーで、ステージに駆け込んできた熱狂的なファンから強くハグされた経験があることを語り、こうした体験から精神的に不安定になってしまったと言っています。

このようにファンのマナ―が益々問題視されている中、歌手のアデルさんやチャーリー・プースさんが、ライブ中に物を投げないようにメッセージを発信。

アーティストに対する、ライブ中の危険行為が今後続くことがないことを願います。

Text by 林 めぐみ