アメリカ・コロラド州デンバーの一帯が2023年6月21日、激しい暴風雨やひょうに見舞われました。

「CNN」によると、元ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンさんのコンサートが予定されていましたが、観客に避難を呼びかけたのち、延期に。

今回の異常気象により、約100人が切り傷や骨折などのけがを負ったそうです。

プロカメラマンのNikolai Pucさんは同日Twitterで、大きなひょうによりクルマのガラスが割れた様子や逃げ惑う人々の様子などの動画を投稿。

「今夜、私がルイ・Tのショーを撮影している間に、異常なひょうを伴う嵐と鉄砲水がレッドロックスを襲い、ゴルフボールほどのひょうが降った。負傷者を助け、ファンをできる限り安全な場所に避難させてくれたレッドロックスのスタッフと医療チームに大きな賞賛を送りたい」と投稿していました。

またルイ・トムリンソンさんはTwitterに、「昨夜のレッドロックスの異常気象の影響を受けた皆さんに愛を送ります」と気持ちを表明。

「心からの愛を送ります。多くの方が被害に遭われたのを目の当たりにして、打ちのめされました」と記し、「情報を出すまで、どうかチケットを持っていてください」と、延期したライブの再演を約束しています。

ルイさんの投稿に対し、SNSではさまざまな意見がありました。

「いつまでも愛しています。大変な状況でしたが、気にかけてくださったことに感謝しています」
「心配しないでください、ルイ。健康第一です。いつもファンのためにいてくれてありがとう」
「昨夜、ファンの安全を全力でサポートしてくれたあなたとあなたのチームに感謝します」

想像以上に巨大なひょうでしたが、ルイさんを愛するファンの気持ちも大きいようです。